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はじめまして、ニットアドバイザーの大久保 ちせです!
イタリア・フィレンツェで開催される糸の展示会PIITI FILATI80(ピッティフィラティ)をもとに、私なりの2018春夏トレンド分析をしました。
ぜひ、企画をするときの参考にしていただければと思います。
トレンドカラーについてと、トレンドカラーをどのような編地に表現するのかをご紹介します。

2018ss トレンドテーマ

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テーマは「THE PASSENGER」

2018ss トレンドテーマは「THE PASSENGER」

「THE PASSENGER」直訳すると、乗客・旅客・船客となり旅を連想させるテーマとなっています。
旅がテーマなので、「Trip」「Travel」「Journey」などの単語でもよさそうだと思いましたが、日本語では「旅」とひとことに表せても英語では旅の期間によって単語が違うという理由と

テーマの文章の冒頭に
「今シーズンは旅と全てのトラベラーに捧げます。」

とあるように、旅をする人に焦点を当てているからだと思いました。
個人的に旅することは趣味でもあるので、親しみやすいテーマだと感じました。
上記の画像も飛行機に乗るときの荷物につけるバーコードですね。

—テーマの文章(和訳)— 「今シーズンは旅と全てのトラベラーに捧げます。」
気持ちのよい天候は新しい旅、土地、二と、モノの欲求をかきたてる。
旅は決して必要なものではないが、自身と向き合う大切な時間となる。
旅は自由のかたまりであり自由は日常生活とかけ離れた新しい場所や人々とめぐりあう役割を果たす。
旅は人生を見ているようだそして、旅は人を魅力的にさせる。
旅先で素晴らしい思い出を作るために入念な準備をしてスーツケースに荷物をつめこることも旅の醍醐味である。
これは新しい発見や経験を得るすべての夢のための旅である。

2018ss トレンドカラー

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2018春夏 トレンドカラーはこちら

2018ss トレンドテカラー

第一印象が大切です。どんな印象を受けますか?

ベーシックな色やペールトーンなど爽やかな色に映えるビビットなカラーが目を引きますね!
今回のトレンドカラーは、テーマ沿った9つのグループに分かれています。

グループ①THE WALK(歩くこと)

自分を捨て、また見つける為に歩く。あの有名なPilgrim2.0のリュックと共に。

グループ②THE TREAT(癒し)

は癒しと心の浄化を与える。時と現実を忘れることができる。

グループ③THE ANYWHERE(あるどこか)

バックパッカーにとって最終目的地はわからない。なぜなら何も計画しないから。

グループ④TEH RICH(富)

富のある人は目的地を決め、品のある場所を好むそれは人生で1度や2度のことでしょう。

グループ⑤THE GAME(ゲーム)

旅ではスポーツやアクティビティをすることもあるでしょう。懐かしい学生時代の空気を感じながら。

グループ⑥THE SWAP(交換)

”家交換”は革命的な旅のあり方である。家を離れ家を探そう。

グループ⑦THE TENT(テント)

自然を感じながらワイルドに自由に過ごす。キャンプはとても原始的だが、とても精製されたワイルドなものだ。

グループ⑧THE JUMP(ジャンプ)

自由と自由からかけ離れた極地がテーマである。これはアドレナリンが出るような激しいスポーツをするような場にいるよな感覚をあなたに与える。

グループ⑨THE WHEELS(車輪)

反乱を起こすかのような強いパッション。このテーマは日本の暴走族からインスパイアされている。騒がしさは日本のパンクに結びつけられる。
世界からの日本の暴走族にイメージってこんな感じなのね・・・と思わせる一文。

2017SSと2018SSのトレンドカラー比較

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トレンドカラーを昨年と比較してみましょう。なにか気づきがあるかもしれません。

2017-18AW・2018SSトレンドカラー比較

昨年と比較して、感じたことは・・・。うーん同じ感じ?
色の並びが違うようですが、同じような色目となっています。
カラーのトレンドは昨年を継続する傾向があることが分かりますね。

また、ライム系のカラーや、ビビットピンク・オレンジといった発色性の良い元気がでるようなはっきりとした色目が追加になっています。
このような色を1~2色入れるだけでも印象が変わるものです。

2018SSトレンドカラーを活用しよう

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2018SSのトレンドカラーの活用はビビットカラーの使いこなし方!と言えます。
ビビットカラーをどのように取り入れているかをご紹介。

ラインで使う

ボーダー柄やストライプ柄など、ニットはラインで配色を組みやすいですよね。
なのでベーシックなカラー+ビビットカラーの使い方はとても取り入れやすいです。

トレンドテーマのグループ④【eurythmy】律動的運動 リズミカルな運動に展示してあったものです。
”全てのアートを結び付け調和した彫刻、音と詩がともなった絵画や建築をつくることができる。”

このイラストの色を重ね合わせた表現が色を多色に使って表現しやすいアイディアだと思いました。

パーツで使う

袖だけ、右前身頃だけ、裾だけ、襟だけ、などなどパーツごとに配色をかえることもできます。
色の面積が広くなるのであえて色を変えている感じが出やすいです。
またビビットカラーの面積が多くなると、インパクトが増しひきつけるアイテムにもなり得ますね。

マルチに使う

2017春夏でも見られたマルチカラーの表現が継続しています。
ボーダーに柄を組み合わせてみたり、ボーダー柄が部分ブロック柄に変化したり、柄を多色で表現するなどさまざまです。
特に真ん中のマルチカラーのブロック柄は爽やかな印象で上品さもあり好みです。

2018SSトレンドカラーをマルチに使う

↓ランダムな配色がとても活発かつ爽やかなな印象。ビビットカラーとベーシックカラーを匠に使っています。
色数が多いのにうるささを感しず、上品に見えます。

2018SSトレンドカラーをマルチに使う

また、会場内で多かった編地を編み組織のグループにまとまました。カラーと合わせて、トレンド傾向にある編み組織です。

二重構造

今回のトレンドは色を多彩に使っている印象を受けました。

↓↓↓トレンドブースのディスプレイです。複雑な色と柄の組み合わせ。どんどんさまざまな要素をプラスしてプラスして!そんな印象です。

2018SSトレンドカラー二重構造

色を使う編地の表現として、配色に使用したりするのが一般的ですが、新しいシーズンは異なる編地を兼ねて表現している編地が多くありました。
ニットの編地は透ける編地の表現が可能です。透ける編み地を組み合わせることで色を組み合わせる表現が可能です。
透ける編地を作りたい場合は、ハリのある細番手の糸を使用するのが良いです。

下↓写真の編地は、透ける編地を重ねた表現です。右側は同じ色を重ねています。左側は違う色を組み合わせています。左側の編地のほうがよりトレンドらしい表現と思います。

2018SSトレンドカラー二重構造

プリント柄も二重に、なっています。パッチワーク風のプリント↓↓↓

2018SSトレンドカラー二重構造

レース

春夏のニットは涼しげな印象のニットが好まれます。2018春夏は2017春夏トレンドでもあるレースやフリルなどのロマンチックな雰囲気を残します。
ニットの場合は、編地の柄でレースの表現が自在です。

軽やかなフリルの表現や、ゴム地を組み合わせたフリルの柄。↓↓↓

2018SSトレンドカラーレース

メッシュを多用したレース柄↓↓↓

2018SSトレンドカラーレース

キレイなレース柄を表現するためには、ハリのある細番手の糸を使用するのが良いでしょう。細い糸のほうが繊細な表現が可能です。

ニットの編地の場合レースというと、穴空き模様のことを指します。この穴空き模様にもトレンドの特徴があり、撚り大き目の穴空きで表現するレース柄が見られました。

下↓写真のように、レースの穴が大きくなっています。

2018SSトレンドカラーレース

二重構造のレース柄も見られました。

下↓の写真は、メッシュ柄を使用した二十構造の編地です。

2018SSトレンドカラーレース

下↓の写真は総レース柄の表現。左写真はラメ糸を使ってよりゴージャスなデザインに。右側は2配色で立体的に表現しています。
ニットの場合は、編地の柄でレースの表現が

透け感を表現するために透明糸(モノフィラメント)を組み合わせるのも良いです。

2018SSトレンドカラーレース

フリンジ

もっとも多かったニット柄がフリンジです。長いフリンジから短いフリンジなど長さもさまざま。素材もさまざまです。
渡した糸をカットしていたり、いなかったりさまざまです。とにかくフリンジの表現を楽しんでいるように思います。
フリンジの編地をつくらなくても、モールヤーンなどのファンシーヤーンを使用しすると、フリンジのようなパサパサとした糸端が出ている編地表現ができます。

2018SSトレンドカラーフリンジ

凹凸

シンプルに見えるので一番使いやすのが凹凸柄。今まではリンクス柄やタック柄、ワッフル柄なと凹凸の細かい柄が定番でした2018春夏は凹凸が大きくなっています。より凹凸を求めています。糸の太さも幅が増えてさまざまなゲージでの表現が多くなっています。
凹凸の編地をキレイに表現するためには、ストレッチ性のある糸がオススメです。より凹凸が盛り上がります。

2018SSトレンドカラー凹凸

ブークレーヤーン

ニット用の糸にはファンシーヤーンと呼ばれる編むだけで柄のように見える糸があります。
春夏はタオル地のようにレース地のように見えるブークレヤーンが見られました。ナチュラルな素材(麻など)はダウントレンドとして扱われていので麻好きとしては残念ですが、ナチュラルな雰囲気や粗野感を出すにはブークレヤーンを使用するのも良いと感じました。

2018SSトレンドカラーブークレーヤーン

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