2017-18aw トレンドカラー

ニットアドバイザー

はじめまして、ニットアドバイザーの大久保 ちせです!
イタリア・フィレンツェで開催される糸の展示会PITTI FILATI79(ピッティフィラティ)をもとに、私なりのトレンド分析をしました。
私は、ファッショントレンドをつくる上でテーマというのは必要だと考えています。
ニット製品をどんなデザインにしよう?と考える時に、どのような思考回路で考えていますか?

感覚的にパッと浮かぶ方、そうではない方がいると思いますし、その時々によって違うということもあるかと思います。そんなときに、必要なのがテーマです。
アイディアをどのように考えて出したらよいのか、テーマの文章から得た情報のヒントにしていただけると良いかと思います。ニット製品づくりの企画の参考にしていただければと思います。

2017-18aw トレンドテーマ

Theme
2017-18aw トレンドテーマ

テーマは、「H24」
1日の生活を24時間にわけて、さらに細かく何分・何秒かに分けて、その時々に必要なニットの要素ってなんだろう?
と考えてみたり、こんなニットを着たい!という願望だったり。と表現したテーマです。

2017-18秋冬 トレンドカラーはこちらです。

2017-18aw トレンドカラー

Color
2017-18aw トレンドテーマ

第一印象が大切です。どんな印象を受けますか?今回のトレンドカラーは、テーマとリンクしています

グループ①【morning rise】朝、午前、日の出

【morning  rise】朝、午前、日の出

冬の朝の色。
目覚め、体を徐々に動かすことやウォーミングアップ。
自然繊維の性質に注目したダイナミックでアクティブ。

グループ②【executive afternoon】バリバリ動く午後

【executive  afternoon】バリバリ動く午後

霧が立ち込めるような冬の午後の色。
スポーツウェアにテクニカルファイバーを使用し、仕事への集中やパフォーマンスと効率(能力)UP。フォーマルかつおしゃれなウェアに。

グループ③【evening convivium】饗宴な夕方 (*convivium… ラテン語で「饗宴」の意味)

【evening  convivium】饗宴な夕方 (*convivium… ラテン語で「饗宴」の意味)

冬の日没と夕暮れ時の色。愛する人々とともにリラックスしたり、喜びを分かち合ったり、 楽しんだりするように、カジュアルだがリッチに見える編地を提案。考えることや情愛、喜びがテーマ。

グループ④【night journey】夜の旅

【night  journey】夜の旅

星が光る冬の夜の色。
回復や浄化、エネルギーの補充、私たち自身を「修復」すること。それは夢や愛でもある。
フォーマルではない寝巻きから、挑発的(刺激的)なレース、 健康的なパジャマ(*パジャマを着て寝ることは健康的なイメージ)まで、 家庭的でくつろげる衣服のすべて。

と1つのテーマごとに1色となっています。

2016-17AW・2017-18AWトレンドカラー比較

Comparison
2016-17AW・2017-18AWトレンドカラー比較

トレンドカラーを昨年と比較してみましょう。なにか気づきがあるかもしれません。

昨年との大きな違いは、”白”系の色がほとんどない!ということです。SSでもAWでも白は流行カラーとして、多く見かけました。 流行カラーというよりは、定番カラーとして定着しているように思います。

そして、暖色系よりも寒色系が多くなっています。 青味を帯びた色が多いということになります。

パーソナルカラーの場合、季節ごとに色をグループ分けしていあます。
春と秋はイエローベースの色
夏と冬はブルーベースの色

という分け方をします。季節に使う色という意味ではなくて、季節を連想される色という意味です。
このイエローベースと呼ばれるのが文字通り黄味ががかった色のことで暖色系が多いです。
ブルーベースは青味がかった色のことで、寒色系が多いです。

つまり、夏や冬に使われる色が多くなっている傾向にあるということです。ブルー系がとても多いです。

数年前より、定番カラーのブラックに代わってネイビーが定着してきました。
この流れがさらに注目されているように思います。ネイビーから派生したブルー系の色味が多くなっています。
特に、濃淡のカラーバリエーションが多いですね。
そして、ネイビーとの相性を考えたアクセントカラーや配色カラーが加わったように感じました。

2017-18AWトレンドカラーを活用しよう

Utilization

さて、トレンドカラーがなんとなく把握できたところで、次は使い方を実際のPITTI FILATIのスナップ写真とともにご紹介。
トレンドカラーは、濃淡のカラーバリエーションが多くなっています。ですから、この特徴を活かした配色が多いです。
濃淡を活かした配色とは、濃淡+(プラス)アクセントカラーの3色~4色の構成です。
例えば、ブルー系の場合、ネイビー(濃)+ブルー(淡)+赤(アクセント)のように、ベースカラーが濃淡の2色+アクセントカラー1色の配色です。
いくつか配色例をご紹介します。

2017-18AWトレンドカラーを活用しよう
左:ネイビー(濃)+ブルー(淡)+オレンジ(アクセント)
右:チャコール(濃)+グレー(淡)+オレンジ(アクセント)
オレンジをアクセントに使用した編地がたくさんありました!
2017-18AWトレンドカラーを活用しよう
左:チャコール(濃)+ネイビー(淡)+ベージュ(アクセント)
中:ピーコック(濃)+ブルー(淡)+Lグレー(アクセント)+ブラック(アクセント)※4色配色
右:グレー(淡)+ベージュ(淡)+ベージュ(アクセント)※濃淡ではなく同系色+アクセント ブルー系の色を使った配色バリエーション!
2017-18AWトレンドカラーを活用しよう
左:ベビーピンク(濃)+ホワイト(淡)+レンガ(アクセント)
右:ベージュ(濃)+ホワイト(淡)+レンガ(アクセント)
ホワイト系のやわらかい配色にレンガ色のアクセントで、温かみを残した配色。
2017-18AWトレンドカラーを活用しよう
左:ブラウン(濃)+イエロー(淡)+ブルー(アクセント)
左:チャコール(濃)+オレンジ(淡)+ブルー(アクセント)
ブルーをアクセントに使用した配色!ブルーがとても映える配色ですね。
2017-18AWトレンドカラーを活用しよう
ホワイト(濃)+グレー(淡)+キャメル(アクセント)ベーシックもアクセントをいれるだけで印象が変わります。
2017-18AWトレンドカラーを活用しよう
ベージュ(濃)+ホワイト(淡)+イエロー(アクセント)
ぼんやりしがちな、白とベージュの配色にはイエローのアクセントですっきり見えます!
2017-18AWトレンドカラーを活用しよう
ブルー(濃)+ペールブルー(淡)+ホワイト(淡)+オレンジ(アクセント)4色配色!微妙なブルーの濃淡で、奥深い色合いになります。
2017-18AWトレンドカラーを活用しよう
パープル(濃)+ライトパープル(淡)+ミント(アクセント)
パープル系とミントの配色は意外と有り!という発見。

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